説明
リバティ・ロンドンは、英国を代表するラグジュアリー百貨店であり、テキスタイルハウスである。最大の特徴は、小花柄やペイズリーを基調とした、繊細なパターンと豊かな色彩が織りなす「リバティ・プリント」だ。その美学は、アーツ・アンド・クラフツ、アール・ヌーヴォー、ラファエル前派の影響を受けている。手仕事によるデザインの伝統と、ロマンティックな英国のヘリテージを体現している。
ヒストリー
リバティは1875年、ロンドンのリージェント・ストリートでアーサー・ラセンビー・リバティによって設立された。当初は日本、中国、インドから輸入された東洋のテキスタイルやシルク、装飾品を扱っていた。1880年代以降、独自のプリント生地の制作を開始。その「リバティ・プリント」は、アーツ・アンド・クラフツ運動、さらにはアール・ヌーヴォーのファッションやインテリアデザインに多大な影響を与えた。グレート・マルボロ・ストリートにあるチューダー様式の店舗は、退役した軍艦の材木を一部に使用しており、ロンドンの象徴的なランドマークとなっている。




